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会社設立に至るまで

深尾昌峰

PLUS SOCIALは、市民活動の基盤整備に関する仕事をしていたという共通のバックボーンを持つメンバーが集まり、2012年に創設されました。会社創設のきっかけは、地域の持続可能性を考える中で3.11を契機に再生可能エネルギーに注目し、それらを地域でマネジメントできないか模索し始めたことでした。

それぞれの持つ「社会の仕組みを変えよう」という強い想いのもと、「非営利型の株式会社」という非常にユニークなスタイルで運営しています。

それぞれに違った専門性を持つスタッフが、同じ器(=会社)の中で、多様な事業の創出や資金設計を通じて、地域の持続可能性や地域内経済循環を高めるための構造づくりを行っています。

これまでの歩み

有井安仁

社会投資を活用した地域貢献型メガソーラー発電事業である、再生可能エネルギーの新事業モデル「龍谷ソーラーパーク」のプロジェクトを皮切りに、社会的投資の実装デザイン、ローカルベンチャー/ローカルビジネス支援、価値共創、コミュニティデザインの4つの分野において、地域開発、地域商社の支援、地域の食品事業者の海外販路開拓、ローカルベンチャー起ち上げの支援など、多岐にわたる事業や企画の実績を積み重ねています。

事業内容について

野池雅人

弊社の事業分野は大きく次の4分野に分かれます。

まず、従来のように経済的リターンのみを目的とした投資ではなく、経済的価値と併せて投資に社会的インパクトを持った付加価値を生み出す社会的投資の仕組みを構築し、地域で実践する「社会的投資の実装デザイン」、二つ目に地域の課題解決を目的とする事業のスタートを支援する、特に若手の企業家に対する初期投資を行う「ローカルベンチャー/ローカルビジネス支援」、三つ目に放っておけば朽ちていく場所やモノ等の遊休資産に焦点を当て、新たな価値を創り出す「価値共創」、そして地域住民の生の声を聞き、さまざまな主体が参画できるようなコミュニティモデルをつくる「コミュニティデザイン」です。

これらを軸にそれぞれの要望や課題に応じた事業を展開しています。

今後のビジョンについて

3人で話し合いする様子

これまでの、特に高度経済成長期以降の私たちの社会は「大都市には価値のあるモノがあふれていて、田舎に価値のあるモノはない」と思い込んできました。しかし、地震や水害、コロナウイルスの流行などの様々な災害等による社会常識の変化により今後はそれらが逆転するような状況に変化していくと考えています。

「田舎には何もない」のではなく、資源があり、それぞれの地域で大事にされている宝がある。

3人が並んでいる様子

そういうモノへの新しい価値付けや潜在的な価値を掘り出し、活用を考えられると、前述のような状況に合わせて私たちの価値観や生き方、経済のあり方も変化してくるはずです。

またAIやテクノロジー等の技術が発達していけばいくほど一定の豊かさがもたらされる一方で人間らしく生きること、幸せのあり方の問い直しをせざるを得なくなります。効率や最適性、合理性ですべての物事をはかれるわけではありません。

果物を栽培する様子

今はまさに、ローカルでの暮らし、地域資源の価値が変わっている最中だと思います。エネルギーや食、ケア(人のつながり)を地域圏で自給できること、仮にこれを”21世紀型の新しい衣食住”と呼ぶと、それができる地域は強い。ローカルであるからこそ持てる武器を磨きながら、本当の豊かさをともに見出していきましょう。

私たちはパートナーシップのハブとして、社会の現状を分析しつつ少し先の未来を見ながら、持続可能な地域づくりにどう関われるか、今何ができるかを模索し、必要なソリューションを創造していきます。