サービス
社会的投資の実装デザイン
設立以来、経済的リターンだけでなく社会益リターンを組み込んだ社会的投資の地域実装に取り組んできました。また、持続可能な地域づくりに欠かせない地域内資金循環を可能にするため、SIB(Social Impact Bond)のプロデュース(案件組成)およびコーディネート(中間支援)をはじめ、自治体、地域金融機関、地域事業者と連携した新たなローカルファイナンスのあり方を提案していきます。またその過程で、投資をきっかけとした地域課題解決を目的とする事業への市民参加も促します。
ローカルベンチャー /
ローカルビジネス支援
地域が持続するために必要なビジネスや、新たに挑戦するベンチャー(特に若者の起業等)に対して、事業デザイン、資金調達、販路開拓等の経営コンサルティングを行います。これまでには地域産品の活用、障がい者雇用、獣害対策等のベンチャーや地域商社の立ち上げ支援等に加え、海外販路開拓など既存の小規模地域事業者への支援も行っています。
価値共創
ローカルにおけるソリューションづくりの一環として、共創価値の創出にも取り組んでいます。既存の仕組みに新たなアイデアやテクノロジー等を繋ぎ、遊休資産等の活用により、地域に必要なものを地域で作り出す仕組みを構築します。
価値共創事業の中でも、東日本大震災以降エネルギー政策に焦点を当て、龍谷大学と連携し設立した龍谷ソーラーパークは、利益追求だけを目的とせず社会変革を促す「社会的責任投資」を日本の大学が初めて取り組んだ産官学金民連携の事例であり、その収益は公益財団法人わかやま地元力応援基金を介して「印南まちづくり基金」へ、公財京都地域創造基金を介して「祇園祭ゴミゼロプロジェクト」等の市民公益活動に役立てられており、2014年にグッドデザイン賞を受賞しました。
コミュニティデザイン
人口減少や高齢化が進んでいくこれからの社会では、これまでの「地域」を維持することが段々と困難になっていくことが様々なデータなどによって示されています。またコロナ禍以降の社会について、より一層自分たちの暮らす地域の住みやすさや持続可能性について再考することが求められています。
弊社ではCommunity-basedを基本に、自治体や地域団体等へ政策アドバイスやコンサルティング事業を提供し、その地域のオリジナリティや主体性を引き出し、地域が「地域」であり続けられる、人々が暮らし続けられるコミュニティデザインを目指しています。